新生児死亡、二審も病院に賠償命令 東京高裁

2013/4/24付
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 長女が生後1カ月余りで死亡したのは医師が先天性の心疾患を見落としたのが原因として、栃木県の両親が、清水産婦人科クリニック(東京・江戸川)を経営する医療法人社団「清雅会」に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。坂井満裁判長は請求通り5880万円の支払いを命じた一審・東京地裁判決を支持、病院側の控訴を棄却した。病院側は即日上告した。

 控訴審で病院側は「非常にまれな疾患で、発見は困難だった」と主張した。判決理由で、坂井裁判長は「聴診で心雑音を聞き取れる状態だった」と判断。長女には多呼吸などの全身症状もあり、「遅くとも1カ月健診時には心疾患だと診断できた」と病院側の過失を認定した。

 判決によると、長女は同クリニックで生まれ、2007年11月、大動脈弁狭窄(きょうさく)症で死亡した。

 判決後に記者会見した母親(36)は「このような医療事故は二度と起きてほしくない」と涙ながらに訴えた。同クリニック側は「正しい医学的知見に基づかず、産科医療の現場の実情を顧みない誤った判決だ」とコメントした。

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