絶滅危惧種のカメ譲渡で書類送検、種の保存法違反の疑い

2012/4/24付
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ワシントン条約で取引が規制されている絶滅危惧種のミスジヤマガメ(体長約16センチ)を譲渡したとして、警視庁生活環境課などは24日、東京都渋谷区の歯科医の男(46)ら計3人を種の保存法違反(譲渡)などの疑いで書類送検した。

高田爬虫類研究所の安川雄一郎非常勤研究員によると、ミスジヤマガメはインド東部などに生息。森林伐採の影響で個体数が激減しており、近年は現地での目撃例もほとんどないという。安川研究員は「インドで標本の状態でしか見たことがない。非常に珍しいカメだ」と指摘している。

同課によると、歯科医は1994年ごろ、香港のペットショップでミスジヤマガメを購入。靴箱に隠して日本に持ち込み、約18年間自宅で育てていた。体調不良のため、ほかに飼育していたカメと一緒に、横浜市在住のペットショップ経営者(59)に無償で譲り渡したという。

歯科医の送検容疑は昨年9月、ミスジヤマガメ1匹と天然記念物のリュウキュウヤマガメ6匹をペットショップ経営者に譲り渡すなどした疑い。

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