空港バス架空予約、無職男「混むの嫌だった」 警視庁が逮捕
空港行きのリムジンバスに繰り返し架空の座席予約を入れたとして、警視庁久松署は24日までに、東京都世田谷区北沢4、無職、高沢裕哉容疑者(24)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。同署によると、高沢容疑者は容疑を認めている。羽田空港に飛行機を見に行くのが好きで、「(空港までの)バスが混むのが嫌だった」などと話しているという。
予約した座席の代金は乗車時に支払う仕組みで、バスの運行会社から昨年、「予約したのに乗らない客が相次いでいる」などと同署に相談が寄せられていた。高沢容疑者は多い時でバス1台当たり約30席分を架空予約していたという。
逮捕容疑は4月26日から5月15日の間、インターネットの予約サイトで羽田空港行きのバス座席を予約する際、16回にわたり乗車するバスの複数の座席を偽名で予約、バス運行会社の業務を妨害した疑い。