二審もアップルの特許侵害認定 知財高裁、iPodスイッチ巡り

2014/4/24付
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米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」のスイッチに使われている技術が、自身の持つ特許権を侵害しているとして、ソフトウエア技術者の男性がアップル日本法人に100億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、知的財産高裁であった。飯村敏明裁判長は、一審に続いてアップルによる特許権侵害を認め、ほぼ同額の約3億3千万円の支払いを命じた。

対象は「iPod classic」など5機種。円形のタッチセンサーと複数のボタンを組み合わせた「クリックホイール」と呼ばれるスイッチを備え、表面を指でなぞって押すことで楽曲の選択・決定などをスムーズに操作できる。

男性は、連続したリング状のタッチ位置検出センサーとプッシュスイッチなどを備えた入力装置に関する特許を保有。iPodなどの販売が特許権を侵害しているとして、損害金627億円のうち100億円について賠償を求めていた。

一審・東京地裁判決は、アップルの製品に使われている技術が、男性が持つ特許の技術的範囲に属するとした上で、対象製品の売上高と妥当な特許使用料率をそれぞれ算定。男性の損害額を約3億3千万円と認定していた。

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