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離婚後「連れ去り」、長女が米到着 日本人の母親釈放

【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=共同】米国在住のニカラグア国籍の元夫(39)に無断で米国から長女(9)を日本へ連れ去ったとして、兵庫県宝塚市の日本人女性(43)が親権妨害罪などに問われた事件で、長女が女性の親族に連れられ23日、米国に到着した。女性は同日、釈放された。女性の弁護人が明らかにした。

先月22日、日本に住んでいた長女を米国の元夫の元に30日以内に戻すことを条件に、女性に重い刑を科さない司法取引が成立していた。関係者によると、有罪になれば20年以上の禁錮刑を科される可能性があった。

女性は弁護人を通じ「日本の人たちが私を心配してくれたことに感謝します」と英語でコメントした。

国際結婚破綻後の子供の法的扱いを定めた「ハーグ条約」は、子供を国外へ連れ出された側が求めれば、相手国が子供を元の在住国に戻すよう義務付けている。日本は未加盟だが、欧米主要国の強い要請を受け、条約加盟の方針を決めており、必要な関連法案を来年の通常国会に提出する予定。

関係者によると、元夫が2008年に米国で離婚訴訟を起こし、女性は長女を連れて帰国。09年に離婚と元夫の親権を認める判決が確定した。女性は日本の裁判所に親権の変更を申し立てて認められたが、ウィスコンシン州当局に指名手配され、今年4月に米国に入国した際に逮捕された。

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