2019年3月27日(水)

不正ログイン被害68万件 使い回しパスワード標的

2014/2/24付
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インターネットで通販や銀行、ゲームなど複数のサイトに同じID、パスワードを使い回している利用者を標的とした不正ログイン被害が、2013年に計68万6470件に上ったことが24日、情報セキュリティー大手、トレンドマイクロの集計で分かった。

特定のサイト運営会社から流出したり、盗んだりしたID、パスワードを使って別のサイトにログインする新たな手口で、昨年春に大規模な被害が初めて確認された。公表されない事例もあり、被害は水面下で広がっている可能性もある。

13年の1年間で発覚しただけでも、33のサイトにこの手口の不正ログインがあった。大規模な被害例では、IT大手サイバーエージェントが運営する会員制ブログサービス「Ameba(アメーバ)」で約24万件の不正ログインがあった。

通販サイト「セブンネットショッピング」では、最大で約15万件のクレジットカード情報が流出した可能性がある。

個人認証のために入力が必要なIDとパスワードは本来、利用者本人しか知らないため、第三者が不正にログインできない仕組みになっている。

しかし、ネットの利用が広がるにつれて、同じパスワードなどをどのサイトにも使う人が増えてきた。こうした利用者の場合、第三者がいったん盗めば、別のサイトにも本人になりすまして容易にログインできる。

この結果、個人情報を閲覧されたり、勝手に買い物をされたりする被害が拡大しやすい。トレンドマイクロは、個人情報を狙うサイバー攻撃が広がる要因になるとして安易なID、パスワードの設定に警鐘を鳴らしている。〔共同〕

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