子供への性犯罪の前歴者、住所届け出義務 大阪府で条例成立

2012/3/24付
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子供を対象にした性犯罪の前歴者に住所の届け出を義務付ける全国初の条例が23日、大阪府の2月定例議会で可決、成立した。子供を犯罪から守るとともに、前歴者の社会復帰を促して再犯を防止するとしている。10月1日施行。

前歴者をめぐる条例の名称は「子どもを性犯罪から守る条例」。反対は共産のみ。民主は賛成したが「監視に重点が置かれすぎだ」として人権侵害とならないよう慎重対応を求めた。

18歳未満の子供への性犯罪前歴がある府内に住む者に、出所後5年間、知事へ罪名や住所、連絡先の届け出を義務付ける。怠った場合は5万円以下の過料。

現行法では犯罪行為に該当しない、13歳未満の子供を惑わすような働き掛けや言い掛かり、付きまといなどの威迫行為も、子供や保護者などに不安を与えるとして規制、処罰の対象にした。

また社会全体で子供の安全に取り組むことを強調。府民にも性犯罪から子供を未然に守るために必要な施策に協力する責務があるとした。

府は前歴者の居場所を把握し、精神科医のカウンセリングなどを通して社会復帰を支援する。府は個人情報を適正に管理し、本人の意に反して支援が周囲に知られないよう配慮する。〔共同〕

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