2019年6月16日(日)

台湾で旅客機墜落、47人死亡 台風で視界不良

2014/7/24付
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【台北=共同】台湾南部の高雄市から離島の澎湖島(ほうことう)に向かった復興航空の旅客機が23日午後7時(日本時間午後8時)ごろ、同島の空港から数キロ離れた民家付近に墜落、炎上した。台湾当局によると、乗客・乗員計58人のうち、47人の死亡を確認した。残る11人は病院で治療を受けている。

現場周辺は当時、台風10号の影響で雨が降り、視界が悪かったといい、当局が詳しい状況を調べている。墜落現場付近の住民5人も負傷して病院に運ばれたが、命に別条はないもよう。

日本の対台湾窓口機関である交流協会高雄事務所や台湾の航空当局によると、事故機の搭乗者名簿に日本人らしき名前はなく、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。

台湾のメディアによると、事故機は双発プロペラ機ATR72で、運航を始めて約14年。事故機は23日午後4時ごろの予定から約1時間半遅れて高雄を出発、悪天候のため澎湖島の空港周辺の上空を旋回していて墜落したという。

交通当局によると、空港に着陸しようとしていた午後7時6分ごろ、乗員から管制当局に飛行の継続を求めてきた後、連絡が取れなくなった。

中央通信社によると、復興航空のATR72は1995年と2002年にも墜落事故を起こしている。いずれも乗員全員が死亡したが、乗客は搭乗していなかった。

澎湖島を含む澎湖諸島は台湾本島の西約50キロにあり、約90の大小の島々からなる。熱帯性気候のため夏の観光地として有名で、白砂のビーチでの海水浴やマリンスポーツの客でにぎわう。

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