2019年7月21日(日)

チューブ誤挿入後に男性死亡 仙台の病院、肺炎に

2013/3/23付
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仙台市の脳神経疾患専門病院で昨年10月、入院していた70代の男性が胃に栄養剤を入れるチューブを気管に誤って挿入された後に肺炎で死亡し、宮城県警捜査1課が業務上過失致死容疑で捜査していることが23日、捜査関係者らへの取材で分かった。

チューブは自力で食事ができない人に、鼻からのどを通して胃に挿入する。県警はチューブの誤挿入が死亡につながった疑いがあるとみて、担当だった看護師らから事情を聴いている。

捜査関係者らによると、男性は脳疾患の手術を受けて集中治療室(ICU)に入っていたが、昨年10月17日に肺炎で亡くなった。病院側は同日、異状死として県警に届けた。病院側は取材に「警察が捜査中でコメントできない」としている。

2005年に千葉県、06年には新潟市の病院で、いずれも栄養剤のチューブを誤って気管支や肺に挿入された患者が死亡している。06年には福岡市の病院で、逆に気管に入れるべきチューブを食道に誤って挿入し患者が死亡するなど、各地で同様の事故が起きている。

医療関係者によると、チューブがきちんと挿入されているかどうかは、胃液の吸引や気泡の音を確認するなど複数の方法があり、使用するチューブの種類などに合わせてマニュアルを作成している病院もあるという。〔共同〕

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