2019年6月17日(月)

浜岡再稼働問う県民投票へ署名 静岡の市民団体が提出

2012/7/23付
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静岡県の市民団体「原発県民投票静岡」は23日、政府の要請で停止した中部電力浜岡原発(同県御前崎市)の再稼働の是非を問う県民投票条例制定を求め、17万8240人分の署名簿を県内全市町の選挙管理委員会に提出し、受理された。

川勝平太知事は同日、県庁内で記者団に「住民の意見をくみ上げるのは賛成だが、(条例制定の賛否は)まだ決めていない。9月までに意見をまとめたい」と述べ、賛否について明言を避けた。

川勝知事は、仮に投票が行われ、県民が再稼働に賛成したとしても「安全でない限り動かさない」と強調した。

各選管は8月12日までに署名簿を審査し、7日間の縦覧を経て有効署名数が確定する。県内有権者数の50分の1にあたる約6万2千人分を超えれば、団体は8月下旬にも条例制定を川勝知事に直接請求する。川勝知事は9月定例県議会に条例案を提出する意向を示している。

団体の代表を務める鈴木望前磐田市長は「予想をはるかに超える数が集まった。条例を制定し、県民の思いを政治に反映させてほしい」と話している。団体は5月から2カ月間、署名活動を展開し、脱原発を掲げる河村たかし名古屋市長らも応援に駆け付けた。

東海地震の想定震源域に立地する浜岡原発は東京電力福島第1原発事故後の昨年5月、政府の要請で停止。中部電は津波対策として海抜18メートルの防潮堤を建設中だ。〔共同〕

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