元日興執行役員に懲役3年求刑 インサイダー取引公判

2013/7/23付
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SMBC日興証券(旧日興コーディアル証券)が関わったTOB(株式公開買い付け)をめぐりインサイダー取引をしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われた元同証券執行役員、吉岡宏芳被告(51)の論告求刑公判が23日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれ、検察側は「証券市場の信頼を著しく害した」と述べ、懲役3年、罰金300万円を求刑した。判決は9月30日。

検察側は論告で、吉岡被告が知人の会社役員の男性=金融商品取引法違反で有罪確定=に紹介した融資の損失を追及され「自己の保身のために自発的にインサイダー情報を流した」と指摘。弁護側は「インサイダー情報を伝えた事実はない」として無罪を主張した。

起訴状などによると、2010~11年、吉岡被告は会社役員の男性に3社のTOB未公表情報を教え、会社役員が計約6万7千株を約6400万円で購入、公表後に売り抜けて約3600万円の利益を得たとしている。〔共同〕

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