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ヘビを怖がるのは生まれつき? 京大、写真で実験

「人間は生まれつきヘビを怖がる」という説を支持する実験データを、京都大霊長類研究所の正高信男教授らが得た。ヘビを見たことがない幼児でも、複数の写真の中からヘビだけは素早く見つけ出した。ヘビへの恐怖心が本能に基づくことを示すという。成果は24日、米オンライン科学誌プロスワンに掲載される。

実験では3歳児20人、4歳児34人、成人20人に9枚の写真を見せた。花8枚とヘビ1枚の中からヘビを、ヘビ8枚と花1枚の中から花を見つける時間を測った。

すると幼児でも成人と同様にヘビを見つける時間が花より数百ミリ秒速かった。とぐろを巻いていたり、かま首を持ち上げたりして攻撃的なヘビの写真の方が、攻撃的でないヘビの写真より数百ミリ秒速く見つけられた。クモやムカデ、ヘビと似た形のホースの写真では見つける時間に変化はなかった。

3歳児と4歳児はヘビを実際に見たことがなかったため、研究チームでは、ヘビを怖がるのは経験ではなく本能によると推測。正高教授は「狩猟・採集をしていた時の習性が残ったのではないか」と指摘する。今後は脳機能の画像検査などによって、怖がるメカニズムを詳しく調べる。

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