2019年2月20日(水)

石原環境相、「金目」発言を謝罪 大熊町長に福島で

2014/6/23付
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東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う中間貯蔵施設建設を巡り「最後は金目(かねめ)」と発言した問題で、石原伸晃環境相は23日、建設候補地の福島県大熊町の仮役場がある会津若松市を訪ね、渡辺利綱町長と面会した。石原氏は「深くおわび申し上げます。大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪した。

「金目」発言で、福島県大熊町の渡辺利綱町長(右端)に謝罪する石原環境相(23日、福島県会津若松市)=共同

これに対し、渡辺町長は「多くの町民が不快な感情を持ったのは事実だ」と述べたうえで「直接謝罪に来られたのは大きなけじめとして受け止めている」と応じた。

石原氏は謝罪後、施設整備に向けた住民への補償などの課題について、「国の対応方針を改めて整理し、早急に回答するよう努力する」と話した。渡辺町長も会談後「(建設計画に関する)住民説明会で出た様々な意見や要望、疑問などに国側が具体的に回答を示すことが重要」と発言。国の回答を待ってから、今後の手続きを進めるべきだとの見解を示した。

石原氏は同日午後、同じく候補地である双葉町の伊沢史朗町長といわき市にある仮役場で会い謝罪した。福島県庁で佐藤雄平知事とも面会する。

石原氏は16日、住民説明会を15日に終えたことなどを菅義偉官房長官に報告。その後の記者団の取材に対し「最後は金目」と話した。19日の参院環境委員会で「品位を欠いた発言。おわびして撤回する」と陳謝し、福島県を訪れて謝罪する考えを示していた。

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