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「世界最大の花」が開花 東大植物園、種まきから17年

「ショクダイオオコンニャク」 見ごろは23日中

東京大学大学院理学系研究科付属植物園(小石川植物園、東京・文京)で22日夜、"世界最大の花"を咲かせるサトイモ科の植物「ショクダイオオコンニャク」が開花した。子供が両手で抱えきれないほどの大きさで、昆虫を引き寄せるための腐ったタクアンのようなにおいが周囲に漂った。見ごろは23日中という。

インドネシア・スマトラ島が原産で、絶滅危惧種に指定されている。今回の花は高さが156センチ、直径約80センチ。高さ3メートル以上、直径が1.5メートル近くになることもあるという。内側は小さな花が無数に咲き、光沢感のある鮮やかなえんじ色がまるで生肉のよう。

22日午後から花びらのような「仏炎苞(ぶつえんほう)」という部分が膨らみ始め、午後7時過ぎに満開に。邑田仁園長は「腐った肉のようなにおい」とたとえ、見学者の小学生は「くさい」と鼻をつまんだ。このにおいで死肉と勘違いした虫が花粉を運ぶ。

1993年に種をまき、17年目で開花した。同植物園では91年以来19年ぶり2例目、国内では6例目。邑田園長は「たくさんの人に見てもらいたい。植物園が貴重な植物を守っているということもわかってほしい」と話す。

1つの花で世界最大とされるのは、ラフレシア・アーノルディというインドネシアの植物で、直径1メートルほどの花を咲かせる。

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