2019年2月22日(金)

風疹、今年4000人超す 首都圏や近畿で拡大

2013/4/23付
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国立感染症研究所は23日、今年の全国の風疹患者数が4月14日までに累計4068人に達したと発表した。首都圏や近畿地方で感染拡大が続いているほか、全国にも広がっている。妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんに難聴や心疾患などの障害が出る恐れがあり、感染研は「妊婦のいる家族や職場の同僚らは予防接種を受けて」と呼びかけている。

風疹はせきやくしゃみなどでウイルス感染し、全身の発疹や発熱などの症状が出る。感染研によると、4月14日までの1週間に報告された全国の患者は495人で、年初からの累計患者数は前年同時期の約30倍に上っている。

14日までの1週間の患者数を都道府県別に見ると、東京(138人)、神奈川(50人)、埼玉(26人)、千葉(23人)など首都圏で全体の半数近くを占める。大阪(108人)や兵庫(36人)などの近畿でも患者が増えている。今年に入り、患者が報告されていないのは高知だけで全国で感染が広がっている。

風疹は例年、春から初夏にかけて流行するため注意が必要だ。患者は男性が大半で、子供の時に定期予防接種を受けた人が少ない世代にあたる20~40代が多い。自治体では妊婦の夫らを対象にワクチン接種の費用補助が広がっており、東京都内の自治体のほか、横浜市や川崎市も22日から補助を始めている。

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