2019年2月17日(日)

夜行バスに自動ブレーキ、宮城交通 北陸道事故踏まえ対策

2014/4/22付
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富山県の北陸自動車道で3月、夜行高速バスの死傷事故を起こした宮城交通(仙台市)は22日、事故を踏まえた安全対策を発表した。2014年度中に夜行バス全10台を、衝突の恐れを検知して自動減速するブレーキ付きの新車両に更新。夜行バスに乗務できる健康面の基準も厳しくする。

国土交通省が18日、全国のバス会社に健康管理などの徹底を要請したことからまとめた。宮城交通は「現段階で考えうる課題を整理した。警察の捜査で原因が特定され、不足があれば再度検討する」と説明している。

夜行を含む全ての高速バスには、車両のふらつきを知らせる警報装置を14年度中に搭載。5月16日以降、夜行バスには血圧や血糖値など1項目でも異常があれば乗務できないようにする。

事故前に運転手が要経過観察と診断された睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策では、16年度末までに簡易検査を全運転手が受診。一方、社内規則の上限、13日間の連続勤務は生じないよう「努める」とするにとどめ、13日が2回以上続くシフトは組まないことにした。

事故は3月3日朝に発生。北陸道小矢部川サービスエリアで同社の夜行バスが大型トラックに衝突、運転手と乗客の計2人が死亡した。運転手は11日連続の勤務中で、体調急変が原因となった可能性が指摘されている。〔共同〕

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