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手当減額前に駆け込み退職 埼玉の教員100人超

(更新)

埼玉県が2月から職員の退職手当を引き下げるのを前に、3月末で定年退職を迎える教員100人以上が1月末での退職を申し出ていることが22日、県教育委員会への取材で分かった。

現行制度での退職手当を得るための駆け込み退職とみられる。上田清司知事は同日の記者会見で「2カ月残して辞めるのは無責任とのそしりを受けてもやむを得ない」と不快感をあらわにした。

県教委によると、退職を申し出た教員には学級担任もいる。県教委は教育現場への影響を最小限に抑えるため、教員の臨時任用などで乗り切る考えだ。

国家公務員の退職手当減額に伴い、埼玉県も昨年12月に条例を改正。2月から施行する。勤続35年以上の教員が3月末に退職した場合は、手当は現行より約150万円少なくなるという。

上田知事は「それぞれが得か損かの判断をしている。価値観までは強制できない」としつつも「責任ある立場の人は責任をしっかり受け止めてほしい」と話した。

1月末での退職を希望しているのは、さいたま市を含めた小中学校の教員72人と、高校や特別支援学校の教員36人。県によると一般職員約30人も退職の意向を示している。

昨年12月1日時点で条例改正を予定しているのは37都県あるが、総務省の担当者は「埼玉のような例は聞いたことがない」と話している。〔共同〕

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