取り調べ可視化、袴田さん姉ら市民団体が要望

2014/4/22付
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静岡地裁が再審開始を決定した袴田巌さん(78)の姉、秀子さん(81)と、袴田さんを支援している市民団体のメンバーが22日、刑事司法の改革を議論している法制審議会の特別部会に、取り調べの録画・録音(可視化)とともに捜査機関が収集した証拠を全て開示することを求める要請書を提出した。

要請書は「袴田さんが犯人として仕立てられたこの事件は、法律の制度と運用に関して大きな教訓を残している」と指摘。可視化のほか、死刑制度や警察署の留置場に容疑者を勾留する代用監獄の廃止も求めている。

袴田さんの支援を続けている秋山賢三弁護士は「この事件での取り調べが可視化されていれば、袴田さんに死刑判決が下されることもなかった」と話し、秀子さんは「巌のように冤罪(えんざい)で48年間も死刑囚として身柄を拘束されるようなことは二度と起きてほしくない」と訴えた。〔共同〕

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