遊んで高給「世界最高の仕事」、豪が若者募集

2013/3/25付
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オーストラリアの政府観光局が世界の若者を対象に、遊んで高給を稼げる「世界最高の仕事」を用意し、就職希望者を募っている。大自然やワインなど各地の魅力を同じ若い世代に発信するのが主な任務。若者らが将来にわたり、繰り返し観光に訪れてくれることを期待する試みだ。

仕事を提供するのは国内の5つの州と北部特別地域(準州)。VIP待遇でパーティーに参加する「楽しい人代表」や、ワイナリーやパブをめぐる「味覚の達人」、アザラシと一緒に泳いだりする「野生生物の管理人」などが募集されており、日々の体験を世界に発信してもらう。

今年8月以降に始まる任期はいずれも6カ月間。報酬は生活費を含め、一律10万豪ドル(約990万円)と太っ腹だ。

「若者の多くは、将来の家族と一緒に再訪してくれる」。アンドリュー・マケボイ局長は、リピーターとなり得る若者の掘り起こしにつなげたいと話す。

同国を訪れる若年層の旅行者は年間約160万人で、海外からの訪問者の4分の1を占める。

2009年にも世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフに浮かぶハミルトン島の魅力をPRする仕事を募集して話題となった。当時、約3万5千人近い応募者から選ばれたのは英国人男性ベン・サウスホールさん(38)で、地元の女性と同島で結婚し、今もオーストラリアを宣伝する仕事をしている。

対象は18歳以上で、応募は4月10日まで。3月5日に募集を始めると、1日で前回の総応募者数を超える反響があった。

観光局の担当者は「前回のハミルトン島の仕事が素晴らしかったからだろうか」とうれしい悲鳴を上げている。(シドニー=共同)

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