2019年1月19日(土)

「友達の大切さ気づいた」 浪江小、避難先で卒業式

2013/3/22付
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東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の町立浪江小学校が22日、避難先の福島県二本松市の仮校舎で卒業式を開き、児童12人が母校を巣立った。全員が一人ずつ、6年間の思い出や未来への決意を語り、男子児童(12)は「震災後、4回転校を繰り返した。いろいろな行事を通して友達のいる大切さにあらためて気がついた」と述べた。

石井賢一校長は式辞で「震災から回復するには10年、20年かかるかもしれない。回復の主役はみなさんです。がんばれ」と激励した。

浪江小は原発事故後、約5カ月間休校に追い込まれ、事故前に約560人いた児童は、県内外への避難で30人まで激減。仮校舎では、郷土の伝統文化を学ぶ「ふるさとなみえ科」の授業に取り組んでいる。現段階で、2013年度の入学予定者はゼロで、入学式は開かれない見込み。

22日は福島県の公立小約480校、約1万9千人が一斉に卒業式を迎えた。〔共同〕

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