妻のへそくり127万円、夫は38万円 民間調べ
11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、明治安田生命保険が20~50代の既婚者に実施したアンケートで、妻のへそくりの平均額が127万4014円と昨年から約12万円増えたことが分かった。調査を始めた2006年の約1.7倍で過去最高。
調査結果によると、配偶者に内緒のへそくりがあると答えたのは、夫が44.0%、妻が54.5%だった。夫は妻の3割以下の平均38万1200円で、昨年より約7万円減った。同社は「昨今の経済情勢や老後に対する不安があり、家計を管理している妻がいざというときに備えてへそくりを増やしているのかもしれない」としている。
月平均の小遣いは夫が3万4689円で前年より285円増えた。妻は2万2275円で988円減った。平日のランチ代は夫は500円台が28.4%で最多だったのに対し、妻は1000円以上1500円未満が42.3%だった。
夫婦の平日の会話時間は、約6割の夫婦が1時間以下、このうち半数は30分以下だった。「愛情を感じる」と答えた人の平均会話時間は103分だったが、「愛情を感じない」と答えた人は44分で大きな差があった。
調査はインターネットで10月に実施。男女計1086人が回答した。