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「脱法ドラッグ」改め「危険ドラッグ」に 新呼称発表

幻覚作用をもたらすことのある脱法ハーブを含む「脱法ドラッグ」について、警察庁と厚生労働省は22日、呼称を「危険ドラッグ」に改めると発表した。今後、啓発活動や統計などで新名称を使用し、普及を図る。

東京・池袋で脱法ハーブを吸引した運転手が暴走し8人が死傷した事件を受け、同庁などが「脱法ドラッグでは危険性を明確に表せていない」として呼称変更を決め、一般から意見を募集していた。

今月5~18日まで、電子メールなどで2万件近い呼称案が寄せられた。「準麻薬」「廃人ドラッグ」「危険薬物」が多かったが、同庁などは「『麻薬』や『薬物』といった文言は、麻薬取締法や薬事法の中で使われており、そぐわない」と候補から外した。

その上で、「危険」という言葉が入った呼称案が多かったこともあり、上位5位に入っていた「危険ドラッグ」を選んだ。同庁は「法律の規制の有無を問わず、使用することが危ないものと明確に示す」と説明している。

脱法ドラッグは麻薬や覚醒剤と似た作用を持つが、麻薬取締法や覚せい剤取締法の対象外となっている薬物。脱法ドラッグに関連した摘発者数は近年増加しており、警察庁によると、2013年に全国で摘発された人は176人で、前年より64人増えた。うち交通事故を起こすなどした摘発者は40人で同2倍以上となった。

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