野口英世の功績伝えるNPO、NYで設立

2014/5/22付
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【ニューヨーク=共同】福島県出身の細菌学者、野口英世の功績を後世に伝えることなどを目的にしたNPO「ニューヨーク野口英世記念会」が設立され、命日の21日、記念式典がニューヨーク・ブロンクス地区で開かれた。

海外留学がまれだった1900年に渡米した野口は、現在のロックフェラー大学から黄熱病の研究のため渡ったガーナで亡くなった。式典は青々とした芝生が広がる霊園の一角にある野口の墓の前で開かれ、米国日本人医師会の関係者ら約20人が参加した。

記念会の専務理事で同医師会幹部の加納良雄さんは「医師を目指す青少年の育成を含め、日米の懸け橋となるよう活動したい」と語った。ロックフェラー大のオコーナー氏は「大学には創立者と並んで野口英世の胸像がある」と紹介し、ノーベル賞候補にもなった功績を評価した。

この日は87回忌に当たる。墓碑は経年劣化し、2008年に修復した。記念会によると、千円札の肖像に加え、子ども向けの偉人伝でも知られる野口をしのんで毎年数百人が訪れる。

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