NZ地震2年、悲しみ今も 追悼式典に邦人遺族

2013/2/22付
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【クライストチャーチ=共同】日本人28人を含む185人が死亡したニュージーランド地震から22日で2年が経過した。被災地のクライストチャーチ市では市主催の追悼式典が行われ、今も悲しみに暮れる日本の遺族らが家族との思い出を胸に、改めて冥福を祈った。

NZ地震から2年。日本人が犠牲となったビルの倒壊跡地で献花する遺族ら(22日、クライストチャーチ)=共同

NZ地震から2年。日本人が犠牲となったビルの倒壊跡地で献花する遺族ら(22日、クライストチャーチ)=共同

式典後、日本人28人全員が犠牲となったカンタベリーテレビ(CTV)ビルの倒壊跡地を訪れた富山外国語専門学校生、堀田めぐみさん(当時19)の父、和夫さん(58)は「建物はなくなってしまったけど、みんなの思いはここに残っている」と話した。

追悼式典は同ビルの跡地近くで開催。日本から訪れた13家族、約40人の遺族らのほか、城内実外務政務官らが参列した。キー首相はあいさつで「われわれは常にあなた方のことを思い続ける。悲劇を忘れない」と強調。地震発生時刻の午後0時51分(日本時間同日午前8時51分)に合わせ、千人を超す参列者全員が黙とうをささげた。

CTVビルの跡地に足を運んだ日本人遺族の中には、両手で顔を覆い、おえつを漏らす人もいた。6階建てだったビルのがれきは既に撤去され、今は更地。普段は金網で囲われているが、この日は遺族のために開放された。

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