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南京市、名古屋との交流中止 河村市長発言に反発

(更新)

【上海=共同】中国の通信社、中国新聞社によると、江蘇省南京市外事弁公室は21日夜、友好都市提携を結んでいる名古屋市の河村たかし市長の「南京大虐殺」を否定する発言によって市民感情が傷つけられたとして、両市の行政当局の交流を当面中止すると発表した。河村氏の発言を巡り、南京市側が報復措置を発表したのは初めて。

中国新聞社は、大虐殺の被害関係者の怒りの声も伝えており、南京市を中心に河村氏に対する批判が高まっている。22日付の中国紙、新京報と京華時報は1面トップで河村氏の発言や南京市の発表を報じた。

河村氏は20日、名古屋市役所で中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らと会談した際、南京大虐殺について「通常の戦闘行為はあったが、南京事件はなかったのではないか」と発言。終戦時に父親が南京市にいたことを挙げ「事件から8年しかたってないのに、南京の人は日本の軍隊に優しくしていたのはなぜか」と指摘し「南京で歴史に関する討論会をしてもいい」と述べたが、南京市側はこうした呼び掛けには応じない構えだ。

南京市の「南京大虐殺記念館」の朱成山館長は「大虐殺の史実は東京裁判や南京軍事法廷の判決が根拠。大量の証拠もある」とし、河村氏を強く非難している。

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