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新幹線の上に高架橋 「東北縦貫線」建設進む

上野~東京駅、ラッシュ緩和に期待

上野が終点のJR東北、高崎、常磐の各路線が東京駅まで延伸して東海道線と直通でつながる「東北縦貫線」(全長約3.8キロ)の建設が進んでいる。新幹線の高架橋と重層化させる難工事で、通勤ラッシュ緩和や首都圏の輸送ネットワーク強化が期待されている。

神田~秋葉原間で建設が進む、新幹線の真上を走る「東北縦貫線」(9月、東京都千代田区)=共同

「工事できるのは終電から始発の3~4時間だけ」と話すのはJR東日本東京工事事務所の倉沢徳男東京工事区長。東京駅南部の拠点から東北新幹線の線路を使って鉄骨などの資材やクレーンを搬入し、新幹線の高架上に橋脚を立てたり橋桁を架けたりする専用の機械を組み立てた。

2008年5月の着工から4年5カ月で、最長で約60メートル、最も重くて約500トンの橋桁15個を架けた。来春までに全19個を架け終わり、線路の敷設などが本格化する。

新設する高架橋約1.3キロのうち、神田―秋葉原間の約0.6キロが新幹線の真上を走る。総工費は約400億円で、14年度末までに完成予定だ。

東北、高崎、常磐各線の利用客は現在、上野駅で山手線や京浜東北線に乗り換えて東京駅方面に向かっている。東北縦貫線の開通後は朝の通勤時間帯に混雑率の最も高い上野―御徒町間で200%から180%以下に緩和できるという。

田町―品川間に広がる品川車両基地(約20ヘクタール)に留め置かれる車両も、縦貫線で大宮や東海道線・国府津へ分散可能となる。JR東は同車両基地の縮小で10~15ヘクタールの跡地再開発を計画、山手線で1971年の西日暮里駅以来となる30番目の新駅建設も検討中だ。〔共同〕

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