食欲抑制のペプチド創出 埼玉大、メタボ対策期待

2012/6/25付
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 埼玉大の坂井貴文教授らの研究チームはこのほど、食欲を刺激するホルモン「グレリン」の働きを抑えるペプチド(アミノ酸化合物)を人工的につくり出すことに成功したと発表した。研究成果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

 坂井教授によると、将来的にはメタボリック症候群に効果がある抗肥満薬を低コストで製造することが期待できる。

 グレリンは胃から分泌され、受容体と結合することで摂食を促す。坂井教授らは、高速分子進化技術という手法を使い、256億種のペプチドとその配列情報が記録されたDNAの混合液を、細胞膜上の受容体に振りかけるなどの作業を繰り返した。

 これらの受容体と結び付いたペプチド数種類を取り出し、グレリンを掛け合わせて解析すると、既存の配列とは異なる新規の1種類で、グレリンが受容体と結合しようとするのを阻む作用を持っていることが判明。このペプチドを投与したマウスでも実際に抑制効果が認められた。

 坂井教授は「まだ抑制する効果は小さいが、改良で高められる。今回の手法をさまざまな受容体に応用できる可能性がある」と話している。〔共同〕

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