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宮沢賢治はオール「甲」 岩手の母校で成績簿発見

岩手県出身の詩人で童話作家、宮沢賢治(1896~1933年)の小学生時代の成績簿が、母校の花巻小(同県花巻市)で21日までに見つかった。全教科が3段階で最も優れた「甲」評価で、5、6年時は皆勤するなど体も丈夫な優等生だったことをうかがわせる。

成績簿の内容は「校本宮沢賢治全集第14巻」(筑摩書房、77年発行)にも掲載されているが、原本の確認は初めて。賢治没後80年のことし8月に花巻市の宮沢賢治記念館で公開される予定だ。

賢治は1909年に花巻小の前身に当たる花城尋常高等小を卒業した。今回見つかったのは09~18年の卒業生分で、年次ごとにとじられ、表紙に「学籍簿」と書かれていた。

今春、花巻小に着任した今野充雅校長が4月上旬に校長室の金庫を整理中に紙箱に入っているのを見つけた。A4判より少し小さい白の和紙に児童の成績や出欠日数、体格などを記載。成績は「甲」「乙」「丙」の3段階で評価されている。

賢治の成績簿は、1、2年時の記録が学校の火災で失われたとみられ、3~6年時の分を記載。3、4年時は修身(道徳)、国語、算術、体操、操行(品行)の5教科で全てが「甲」、5、6年時は日本歴史、地理、理科、図画、唱歌を加えた10教科がいずれも「甲」だった。

体格は、4、5年時は「中」で、6年時は身長133.9センチ、体重29キロの「強」だった。

学籍簿は通信簿を付けるための原簿で、賢治が受け取った通信簿は生家が空襲に遭った際に失われたという。〔共同〕

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