サメ死骸放置、男性名乗り出る 「写真撮るため公園に」
東京都渋谷区の代々木公園で体長約1.5メートルのサメの死骸が放置されていた問題で、港区の会社員の男性(25)が「写真を撮るためサメを公園に持って行った」と名乗り出たことが21日、警視庁代々木署への取材で分かった。男性はサメの死骸を引き取り、処分したという。
同署によると、男性は15日、渋谷区道玄坂の回転ずし店が店の前に展示していたサメの死骸を「写真を撮りたい」と言って譲り受けた。友人宅に保管した後、18日夜から19日未明にかけ、友人と代々木公園でサメの写真を撮影。サメをブルーシートで覆って公園内に置いたまま帰宅した。
男性は「19日中に取りに行くつもりだったが、その前に騒ぎになってしまった」と弁明しているという。
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