/

痛風予備軍の発症、尿酸排出する遺伝子に原因

防衛医大など

体外に尿酸を排出するのに関わる遺伝子に変異があると腎臓の機能に異常が生じ、痛風の予備軍とされる「高尿酸血症」を発症する危険性が高まることを、防衛医大(埼玉県)や名古屋大などのチームが突き止め、20日付の英科学誌に発表した。

防衛医大の松尾洋孝講師は「遺伝子変異の有無を知ることで痛風の予防や、適切な治療につながる」と話している。

体内の尿酸は3分の2が腎臓から、残りは腸から排出される。チームは、腸からの排出に関わる遺伝子ABCG2に着目。高尿酸血症の644人と、尿酸値が正常な1623人で変異の有無などを比較した。

その結果、この遺伝子に複数の変異があり働きが大幅に落ちている人は、腎臓に異常が生じて高尿酸血症を発症するリスクが4.5倍と計算された。働きが半分程度の人のリスクは2.7倍、少しだけ働きが落ちている人は2.1倍だった。

腎臓の異常ではなく、腸の異常が原因で起きるタイプの高尿酸血症では、遺伝子に変異があると発症するリスクは最大16倍となった。

チームによると、日本人の半数以上がABCG2に変異があるとみられ、医療機関を通じて検査可能という。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン