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国に230万円賠償命令 後見人横領、広島高裁が一審判決変更

家裁が選任した成年後見人の親類女性(42)に財産を横領されたとして、広島県福山市の男性(55)が国に約3500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁は20日、男性側敗訴の一審広島地裁判決を変更し、231万円の支払いを命じた。

判決理由で宇田川基裁判長は、横領発覚後に家裁の家事審判官らが防止のため監督しなかったのは「著しく合理性を欠き、過失は明らか」と指摘した。一方、女性に知的障害があり、横領することを審判官らが選任の際に認識できたとの男性側主張は退けた。

判決によると、男性は2001年に交通事故で植物状態になり、保険会社との和解金を管理するため、親類女性が広島家裁福山支部の面接を経て成年後見人になった。4770万円を受け取り、05~06年にうち約3794万円を横領、業務上横領罪で有罪が確定している。

広島家裁は「判決内容のコメントは差し控えたい」としている。原告代理人の池田直樹弁護士は「裁判所の過失が認められたのは大きな成果」とコメントした。

〔共同〕

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