容疑者は神経科学専攻の学生 米コロラド州銃乱射事件

2012/7/21付
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【ニューヨーク=原真子】20日未明(日本時間同日午後)米中西部コロラド州デンバー郊外オーロラの映画館で起きた銃乱射事件で、警察当局は死者は12人、負傷者は58人であると発表した。全員が撃たれて死傷したという。米メディアは当初、死者は14人と報じた。

映画館近くで逮捕されたジェームズ・ホームズ容疑者(24)は神経科学を専攻していた学生。米メディアによると、同容疑者はチケットを買い、観客と一緒に映画館に入場、上映中に場外に出て武装、正面入り口から再入場してガスをまき、発砲したという。

AP通信などが伝えたところによると、ホームズ容疑者はカリフォルニア州サンディエゴ出身。看護師の母親とソフトウエア会社勤務の父を持ち、勉強好きだったという。カリフォルニア大学リバーサイド校で神経科学を専攻、大学関係者によると「成績はトップ中のトップ」だったが、卒業後、就職先が見つからず、悩んでいたという。結局、コロラド大学の博士課程に進学したが、現在は退学の準備中だった。

ホームズ容疑者の家族は20日、「この悲劇の被害者の方々と家族に深くおわびする」との声明を出した。

事件時、上映されていた「バットマン」シリーズ最新作の「ダークナイト ライジング」は20日の全米ロードショー初日に先駆けて夜中に上映していた。ホームズ容疑者は調べに対し、同シリーズの悪役「ジョーカー」を自称しているという。

事件を受け、制作会社のワーナー・ブラザーズは急きょ、パリでのプレミアム上映会をキャンセルした。全米でも上映を控える動きはないが、ニューヨーク市警は同映画を上映する映画館には警備要員を増派するようにしたという。

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