空港保安検査に竹製車いす貸与 日航、羽田で開始

2010/12/21付
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空港の保安検査の際に、車いすが金属探知機に反応しないよう、日航などが竹製の車いすを開発、羽田空港で21日、披露された。貸し出しサービスは当面は3台を使い、1月から羽田や大分空港で始め、利用客の要望を聞きながら、順次増やしていく。

車いすは、座面、背もたれ、タイヤのゴムや車輪などのカーボン、プラスチック以外はほとんど竹を使用。手作りで、1台60万円程度かかるという。盗塁数に応じて病院などに車いすを寄付し続けてきた元阪神タイガースの赤星憲広さんも賛同、出資した。

通常、利用客はチェックイン時、使っている車いすを荷物として預け、日航が用意した車いすで搭乗口に向かう。保安検査で、金属を身に着けていなくても必ず車いすに反応してしまうため、ボディーチェックなど余分な時間がかかっていた。

このため、日航が独立行政法人「産業技術総合研究所」と工房「サン創ing」(大分県日出町)と協力し、4年前から開発を進めてきた。

披露会見で赤星さんは「空港で探知機を通るときに、大変な思いをする車いすの方を見たことがあった。もっと増えて、親しまれる車いすになってほしい」と話した。〔共同〕

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