2019年1月17日(木)

逮捕状、個人情報に配慮 逗子ストーカー殺人受け警察庁が指示

2012/12/20付
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神奈川県逗子市で11月に起きたストーカー殺人事件の対応を巡り、警察庁は20日、名前や住所を知られたくない被害者の意向に配慮して住所の不記載などを検討したうえで逮捕状を作成するよう全国の警察に指示した。

逗子市の事件では、逮捕状に記載された被害者の女性の結婚後の姓や住所を読み上げたことをきっかけに、女性の居場所が特定された可能性が指摘されていた。

警察庁は通達で、逮捕状請求の段階から犯罪事実が特定可能な範囲で、個人情報の取り扱いについて配慮するよう指示。旧姓やペンネームの利用や、住所は記載しないか都道府県名にとどめることを検討するよう求めた。被害者の意向は検察官や裁判官にも伝える。

さらにストーカーなど恋愛感情による暴力事案については、加害者の情報を保護観察所と迅速に共有するよう指示した。逗子の事件の加害者は当時、保護観察中だった。違反した場合は執行猶予が取り消される「特別順守事項」として、メールを含め一切の接触が禁じられていたが、神奈川県警は把握していなかった。

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