2019年5月27日(月)

子宮頸がんワクチン接種、呼び掛け再開見送り 厚労省会議

2014/1/20付
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子宮頸(けい)がんワクチンの接種後、慢性的な痛みが生じる副作用が報告されている問題で、厚生労働省の専門家会議は20日、副作用について「接種時の痛みが心身の反応を引き起こした可能性がある」との見解で一致した。接種呼び掛けを再開するかどうかの結論は、2月の次回会合に持ち越した。次の会合までに医学的評価について報告書案を作り、安全性を検討した上で判断する。

この日は、これまでの議論を整理し、計13の論点を審議。接種による神経の異常や中毒、免疫反応の可能性は「症状が説明できない」として否定した。委員からは接種時の注意事項として「接種時の痛みや接種の必要性をきちんと説明すべきだ」「生活に支障が出る場合は(2回目以降の)接種延期などの対応も必要」との意見が出た。

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんで、年間約3千人が死亡する。昨年4月に定期接種の対象となったが、副作用の報告が相次ぎ、厚労省は昨年6月、接種の積極的な呼び掛けを中止した。

日本産科婦人科学会など関連4団体は専門家会議の終了後、「接種勧奨が一刻も早く再開されることを強く希望する」との声明を発表した。

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