放射性セシウム検査、対象食品3割減に
東京電力福島第1原発事故を受け、東北や関東などの17都県が実施している食品の放射性セシウム検査に関し、政府は20日、対象食品の見直しを発表した。果実や魚類などの一部を原則として除外。4月以降、検査が必要な食品は98品目・類から約3割減の65となる。厚生労働省は「検査で放射性セシウムが検出されない食品が多くなっているため」としている。
今回の見直しで、果実類はミカンやカキ、ブルーベリーなど、魚類はアンコウ類やウニ類など、肉類は豚肉と馬肉が検査対象から外れる。〔共同〕