容疑者の顔、画像悪くても瞬時に割り出し 阪大など開発

2014/5/20付
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大阪大産業科学研究所や和歌山大、東芝などのチームは20日、横を向いたりマスクで顔が隠れていたりするなど撮影状況の悪い顔画像でも、一致する顔写真を瞬時に割り出せるシステムを開発したと発表した。

チームによるとシステムは、警察が保存している容疑者の顔写真のデータベースから、捜査で入手した防犯カメラの画像と一致する写真を探し出す用途を想定している。1千万枚の顔写真のデータベースを実際につくり、1秒以下で検索できることを確かめた。

斜めや横を向いた顔の画像でも、顔の向きを自動的に補正して検索できる。マスクやサングラスで一部を隠した顔でも、見えている部分の特徴を高い精度で捉えることで、98%の確率で上位10人の中に正解の顔写真が含まれた。

防犯カメラは犯罪捜査で大きな役割を果たしているが、撮影状況が悪い画像も多いのが現実。大阪大産業科学研究所の八木康史所長は「捜査員が容疑者を絞り込む際に、このシステムを役立てられればいい」と話した。〔共同〕

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