ダウンロード違法行為に罰則 改正著作権法が成立

2012/6/20付
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 違法配信と知りながらインターネットのサイトから音楽や動画をダウンロードした場合に、2年以下の懲役または200万円以下の罰金を科す改正著作権法が20日、参院本会議で可決、成立した。音楽業界は海賊版の抑止効果を期待するが、ネット利用者からは厳罰化だと批判の声もある。著作権者など被害者の告訴がないと起訴できない親告罪で、施行は10月1日。

 著作権者の許諾なしに音楽や動画をサイトにアップロードする行為には、既に10年以下の懲役または1千万円以下の罰金が科されている。ダウンロードも違法だが、これまで罰則はなかった。

 そのため音楽業界が、CDやDVDがネットを通じて違法配信される被害が減らないとして、法改正を求めていた。

 一方、違法配信かどうか利用者には分かりづらいケースもあり、捜査当局の意図的な運用を招きかねないとして、ネット利用者を中心に罰則化反対の声も根強い。

 政府が提出した当初の改正案は、有名キャラクターなど他人の著作物が偶然写り込んだ写真をブログに載せる行為を著作権侵害の対象から除外することなどが柱だった。

 これに加え、自民、公明両党が違法ダウンロードの罰則を盛り込む修正を要求。民主党では一部議員から反対意見も出たが、最終的には受け入れた。〔共同〕

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