お盆のJR利用5%増 東北新幹線は1日当たり最高
JR旅客6社は20日、お盆期間(8月9~19日)の輸送実績を発表した。新幹線と在来線の主要47区間の利用者数は前年比5%増の1327万1千人となり、3年連続で前年実績を上回った。東日本大震災前の2010年と比べても7%増。東北新幹線などの利用が好調で、震災からの復興基調が鮮明になった。
JR東日本は前年比7%増の498万人。東北新幹線が9%増、秋田新幹線が10%増、山形新幹線が7%増など軒並み好調だった。東北新幹線は下りのピークだった8月11日の利用客が約16万6200人と1日当たりの過去最高を記録。同社は「新青森までの開通効果に加え、復興に伴う観光需要などが後押しした」と説明している。