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カネボウ、白斑発症に慰謝料の用意 症状重い4000人

カネボウ化粧品は20日、美白化粧品を使用後、肌がまだらに白くなる「白斑」の症状が出た人の一部に対し、慰謝料と休業補償を支払う用意があると伝えたことを明らかにした。症状が比較的重い約4千人が対象で、慰謝料は1人当たり数十万円となる見込み。

休業補償は通院などで会社を休んだ場合の収入を補うもので、1日当たり数千円。対象者には既に手紙で伝えている。同社の社員が発症者の自宅を訪問した際、金額などに合意すれば支払いを進めるという。

同社は原則として、症状の回復時に慰謝料と休業補償を支払う方針。ただ、治療の長期化(使用中止後1年以上)が想定される場合は、回復を待たずに個別に相談するとしてきた。

対象の発症者すべてが慰謝料などの支払いを求めた場合、総額は数十億円規模になる可能性もある。同社によると、白斑の発症者数は5月31日時点で1万8909人。

東京の被害弁護団事務局によると、弁護団にはカネボウから慰謝料などの支払いを打診されたという相談が100人程度から寄せられた。40万~50万円台の金額を示され「どうしたらいいのか」と戸惑っている人が多いという。

事務局長の中村忠史弁護士は「どういった基準で金額が決まったのか説明がない。弁護団が算出した損害賠償額と比べても少なく、カネボウの考えをただしていきたい」と話している。

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