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福島第1汚染水 土壌に染み込む 東電が謝罪、最大量の漏洩

東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れ出した問題で、東電は20日、漏れた量は約300トンに上り、大半が周辺の土壌に染み込んでいることを明らかにした。東電は同日午後、担当者が臨時の記者会見を開き「大変なご心配をおかけした」と謝罪。「漏れ出した原因は特定できていない」「漏洩は続いている」と硬い表情で語った。

報道陣ら約60人が集まった東電本店(東京・千代田)の会見場。尾野昌之原子力・立地本部長代理ら担当者4人は冒頭、「今回のトラブルで大変ご心配をかけおわび申し上げる」と述べ、頭を下げた。

本部長代理によると、汚染水が漏れ出たタンクの水位は最上部から3メートル40センチ下にあった。通常であれば最上部から50センチほど下になるため東電は水位差の分が漏洩したと判断した。地上タンクからの汚染水漏洩としては過去最大量になるという。

タンクの下に設けている鉄筋コンクリートのせきの外でも空間の放射線量が高い地点が複数ある。本部長代理は「周辺の土壌に染み込んだと思われる」としたうえで、「現時点で漏洩が止まっているとは確認できない。継続していると考えている」と述べ、厳しい表情を浮かべた。

ただ、海に直接流出した可能性を問われると、「この場所はだいぶ内陸に入っている。海から見ると500メートル。そういう状況ではないと思われる」と否定的な見方を示した。

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