大阪市、震災がれき受け入れ決定 来年度は3万トン
大阪市は20日、岩手県内のがれきを受け入れ、焼却灰を大阪湾の人工島「夢洲」の北港処分地に埋めたてる方針を正式決定した。今年度は約6100トン、来年度は約3万トンを受け入れる。橋下徹市長は「岩手のがれきは通常のがれきと変わらない。市民にしっかりと説明したい」と述べた。
市は地元の此花区で今月下旬から説明会を始める。11月に試験焼却をした上で、来年2月に本格受け入れする予定。処分地に放射性物質を吸着するゼオライトを20センチの厚さで敷き詰め、その上に焼却灰を埋め立てる。