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未明の博多駅に刃物男 5人けが、容疑の男逮捕

20日午前1時半ごろ、福岡市博多区のJR博多駅で「ナイフで切り付けられた」と男性から110番があった。福岡県警博多署によると、駅にいた20~40歳の男性6人が男に刃物で襲われ、うち5人が腹部などに全治1カ月~1週間の傷を負って病院に搬送された。同署は現場で男を傷害と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕。駅にいた人を無差別に狙ったとみて調べている。

通行人らが切りつけられる事件があったJR博多駅前の現場を調べる捜査員(20日午前)

博多署によると、男は自称、同市博多区諸岡の無職、中野公貴容疑者(26)。逮捕時、刃渡り17センチの包丁を持っていた。調べに対し、容疑を認め「包丁を持って博多駅に行った。人を切りたいと思った」などと供述しているという。

襲われたのは、右腰を刺され1カ月の重傷を負った広島県の専門学校生(20)ら。いずれも中野容疑者と面識はないとみられる。6人のうち1人は服を切られたものの、けがはなかった。

逮捕容疑は同日午前1時半ごろ、博多駅構内を歩いていた同市博多区の男性会社員(36)に切りつけ、右腕に全治2週間のけがをさせた疑い。目撃者や県警によると、中野容疑者は上下赤のジャージー姿で、まず駅西側の「博多口」付近で2人を襲い、長さ約150メートルのコンコースを通って東側の「筑紫口」に移動。コンコースで2人、筑紫口付近でさらに2人に切りつけた。

県警によると、中野容疑者はこの後、右手に包丁を持ったまま筑紫口付近をうろついていた。駆け付けた博多署員が刃物を捨てるよう警告。包丁をちらつかせながら向かってきたため警棒でたたき落とし、別の警察官がさすまたで制圧、逮捕したという。中野容疑者の所持品は包丁のほか、携帯電話とたばこ、自宅の鍵だけだった。

JR博多駅は九州最大のターミナル駅。昨年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に合わせ百貨店などが入る新たな駅ビルも完成し、乗降客や買い物客らでにぎわう。コンコースは毎日、終電から約30分後の午前1時50分まで開いている。事件当時は周辺の飲食街などから帰宅する人たちがいたとみられる。

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