2019年1月24日(木)

大気汚染による花粉症悪化、東大などが仕組み解明

2011/2/21付
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東京大学と独マックスプランク化学研究所などは、大気中の汚染物質が花粉などと反応してアレルギーをより起こしやすくなる仕組みを解明した。有害な光化学スモッグが、花粉症をひどくしていた。東大博士課程でドイツに留学中の白岩学さんらの成果。21日に英科学誌ネイチャー・ケミストリーの電子版に掲載される。

大気中のオゾンと、車や工場の排ガスに含まれる微粒子が反応して有害性を高めることは知られていた。

研究チームはオゾンからできた活性酸素が、さまざまな微粒子と反応していることを見つけた。オゾンを花粉と反応させる実験でも、花粉の表面で活性酸素ができた。

さらに活性酸素は、光化学スモッグの一因とされる大気汚染物質の二酸化窒素(NO2)を花粉のたんぱく質と結びつけ、通常よりも2~3倍アレルギーを引き起こしやすい状態にした。

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