米病院が特許を取り下げ 森口氏のiPS虚偽問題受け

2012/10/20付
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 【ワシントン=共同】iPS細胞の臨床応用に関して元東京大病院特任研究員の森口尚史氏が虚偽の発表をした問題で、米マサチューセッツ総合病院は19日、森口氏と同病院のレイモンド・チャン医師を共同発明者とするiPS細胞作製技術の特許を米当局に出願、取り下げていたことを明らかにした。

 同病院によると、出願していたのは知的財産部門で、森口氏の虚偽問題を受けて取り下げた。広報担当者は「正式な出願は2011年7月7日で、森口氏が医師や知的財産部門に強く働き掛けたと聞いている。結果的に虚偽の研究に基づくものと判明したため取り下げた」と説明している。

 また同病院は、チャン医師が共著者となっている過去の森口氏の論文について、チャン医師が学術誌などの発行元に対して共著者名を削除することを求めたことを明らかにした。広報担当者は「森口氏の不正行為で病院関係者は大きな被害を受けた」と訴えている。

 森口氏はこれまでの東京大の聴取などに「iPS細胞は米国で作製した」と主張。同病院やハーバード大は「研究は日本で行われたものだ」と否定している。

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