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足尾銅山40年の写真公開 元社員が撮った7万枚

日本有数の銅山として知られ、明治時代の鉱毒事件で甚大な被害をもたらした栃木県日光市の足尾銅山を1950年代から約40年間にわたって撮影した約7万5千枚の写真が、栃木県庁内の県立文書館で公開されている。

銅山を経営していた古河鉱業の元社員、新井常雄さん(93)=横浜市=が趣味で撮った約10万6千枚分のフィルムを寄託し、文書館が資料価値のある写真などを選んでデータ化。館内のパソコンで閲覧できるようにした。

撮影年が確認できた中で最も古い57年から、73年の閉山をまたいで98年ごろまでの銅山と周辺の町の変遷を伝えている。モノクロ中心で、製錬所のほか小学校の運動会やにぎわう駅の様子、社宅が立ち並ぶ通りを行き交う行商や町民、メーデーの行進などを紹介。閉山後に残骸となった施設の写真もある。

新井さんは足尾銅山の製錬作業などをまとめた写真集を2001年に出版。今回公開された中には、新井さんが訪れた東北地方や東京の風景など、足尾地域以外の写真も含まれている。

同館の山本訓志さんは「普段の風景をくまなく撮っているのが特徴。活気があふれた当時の雰囲気や、町が移り変わる様子を感じ取ってもらえる」と話す。

公開は平日午前9時~午後5時。問い合わせは県立文書館(電)028・623・3450。〔共同〕

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