2018年10月20日(土)

「かんだやぶそば」出火 1880年創業の老舗
都の歴史的建造物

2013/2/19付
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19日午後7時20分ごろ、東京都千代田区神田淡路町2の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、木造2階建て店舗や周辺の建物など計約190平方メートルを焼いた。警視庁神田署と東京消防庁によると、出火当時、店内には約30人の客と約15人の従業員がいたが全員避難し、けが人はいないという。同署などが出火原因などを調べている。

神田の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、店舗など焼損した(19日午後、東京都千代田区)

神田の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、店舗など焼損した(19日午後、東京都千代田区)

現場はJR秋葉原駅から西に約300メートル離れた飲食店やオフィスが並ぶ一角。現場周辺は火災による白煙が立ちこめ、店関係者や帰宅途中の通行人らが心配そうな様子で消火活動を見守った。

同店の関係者の女性(68)は「社員食堂の方から煙が出た。代々受け継いできたつゆなども燃えてなくなってしまったと思う」と震える声で話した。

何度もやぶそばに来店したことがあるという川崎市の無職の60代女性は「そば好きの友人からの電話で火災を知り、現場近くまで来た。伝統ある風情や味が消えてしまわないかとても心配」と話していた。

かんだやぶそばは1880年創業。東京都内に複数ある「藪(やぶ)そば」の原点とされる。板塀に囲まれた敷地には前庭や中庭があり、木造2階建ての料亭風の建物は1923年に再築。都の歴史的建造物に指定されている。

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