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釈放の男性、上申書「逮捕状思い出し書いた」 遠隔操作事件

遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから襲撃予告が送信された事件で、警視庁に誤認逮捕された福岡市の男性(28)=釈放=が同庁の再聴取に、脅迫メール事件で再逮捕される際「逮捕状の内容を思い出しながら、(容疑を認める)上申書を書いた」と話したことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

男性は19日の再聴取で、捜査段階で一時容疑を認めた供述について「同居の女性がやったと思い、女性をかばうために作り話をした」と話した。警視庁は男性が容疑を認めた経緯についてさらに検証を進める。

警視庁は近く男性宅を訪れ、公式に誤認逮捕を認め、謝罪する方針。東京地検は再聴取の内容を踏まえ、男性を嫌疑なしで不起訴処分とするとみられる。

男性は9月21日、有名タレントを脅すメールを所属事務所に送ったとして脅迫容疑で再逮捕された。捜査関係者によると、男性は再逮捕前に提出した上申書について「捜査員に見せられた逮捕状の記載内容を思い出しながら上申書を書いた」と説明したという。

また男性が事件前日にインターネット掲示板で不審なファイルをダウンロードしたことも再聴取で判明。ファイルは約2日後に存在が確認できなくなっていたという。警視庁はファイルに遠隔操作ウイルスが仕込まれていたとみている。

男性は脅迫メールが送られた時間帯に女性と2人で自宅にいた。男性は再聴取に対し「自分はやっていないので、女性がやったと思った」と説明。「警察にうそを言い続けるのはつらかった。真犯人を捕まえてほしい」と話したという。

警視庁はパソコンごとにネット接続業者から割り当てられる「IPアドレス」から犯罪予告メールの送信元を男性宅と特定し、9月1日にお茶の水女子大付属幼稚園(東京)に対する威力業務妨害容疑で逮捕。その後、パソコンがウイルス感染した形跡が見つかり、東京地検は9月27日、男性を処分保留で釈放した。

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