コスモ石油火災、8日ぶり鎮圧 市原市消防局
千葉県市原市消防局は19日、東日本大震災の影響で発生したコスモ石油千葉製油所の火災を午後4時20分ごろに鎮圧したと発表した。発生から8日ぶり。作業員1人が全身やけどの重傷、5人が軽傷を負ったが、いずれも命に別条ない。
火災は11日午後3時半ごろ起きた。地震の影響で傷ついた配管から漏れたガスに引火、隣接のタンクに延焼して爆発した。液化石油ガス(LPG)流出を防ぐためタンク内のガスを燃やし尽くす必要があり、放水で温度上昇を抑える作業を続けていた。
市原市消防局などは20日以降も放水し、タンクや配管に残ったガスを拡散しながら、再び燃え上がるのを防ぐ。〔共同〕
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