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新種コウモリの化石発見 秋吉台洞窟で山口大

山口大の調査団は20日までに、日本最大のカルスト台地、秋吉台(山口県美祢市)の洞窟で新種のコウモリ化石を発見したと発表した。「無名穴」(落差約100メートル、全長約800メートル)で、歯のついたあごや頭の骨が見つかった。

調査団の松村澄子准教授(65)は「10万年以上前に存在した、非常に大型の新種のテングコウモリである可能性が高い」と指摘した。

コウモリは体重を軽くするため骨が弱く、化石が残りにくいことから今回の発見は貴重という。洞窟は外界と隔絶され安定した環境で、生物の歴史をたどる資料の宝庫とされている。

秋吉台には国内最大級の「秋芳洞」をはじめ、450以上の鍾乳洞がある。これまでにもナウマンゾウやニホンオオカミといった絶滅した哺乳類の化石が洞窟内で発見されている。

細菌を研究する堀学准教授(48)は「秋吉台には未発見の宝がたくさんあることが分かった。今後も"秋吉学"を発展させたい」と強調した。

調査団は「ほとんど分かっていないコウモリ類の渡来ルートの解明や、東アジア地域の洞窟古生物学の発展への足掛かりになる」と期待している。〔共同〕

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